おおいたの住まい情報誌WISE / スマイノチカラ

スマイノチカラ
風が通る家

家の内と外が繋がり
特別な開放感を叶えた住まい

四方に配置した窓から
景色と風を取り入れる

「家は三度建てねば」とよく言うけれど、Kさんご夫婦はまさにその体験者。1軒目に満足がいかず、思い切って2軒目の家づくりに挑戦することに。今度こそ理想の家をとプランを託したのが、見たこともないようなアイデアで楽しませてくれる、建築家の江藤健太さんでした。「過去に設計された家の写真を見てワクワクしたんです」と、江藤さんの家に一目惚れしたというご夫婦。1軒目の家の閉塞感が気になっていたことから、おふたりがたった一つ望んだのは「開放的な家にしたい」ということでした。

線路と川に挟まれ、周囲には住宅が密集。飲食店も隣接する賑やかな土地に完成したのは、そんな近隣の日常をほど良く取り込んだ正方形の住まいでした。中にお邪魔すると、そこは田の字型に仕切られたユニークな空間。中心には十字の土間があり、東西南北に縦スリットの窓が配置されています。その窓は、緑の木々や電車の往来を借景に取り込み、プライベートな家の中とパブリックな外部とを緩やかに繋げています。また、その下には通風用の小窓も。すべてを開放すると、四方から屋根の中央にあるトップライトに向かって風の通り道ができ、換気対策も万全。コロナ禍で設計が進む中、当初はフラットだった屋根を立ち上げ、「呼吸する家」となったのでした。「ホコリっぽさがなく、いつも空気がきれい」と、その効果を実感しているKさんです。

つづきは「おおいたの住まい情報誌 WISE(ワイズ)2021」で詳しくご紹介しています。